大多数と個人、両方を尊重することはできるのか?

2020.02.19 Wednesday 15:02
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    昨日のこころのフィットネスでは、そんな質問がありました。

    終わりしなの質問だったので、丁寧に回答できなかったため、ここに書いてみようと思います。

     

    「ダイバーシティも大切だけど、例えば会社で本当に一人一人のことを尊重したら、ルールなんて作れないんじゃない?」と言われれば、そんな気もしますね。

     

    ちなみに、ダイバーシティ(多様性)の推進だなんだと言われていますが、みなさんは何か意識していることはありますか?

     

    そもそもダイバーシティってなんでしょうね?

    東京商工会議所の資料を拝見すると、『企業経営においては「人材と働き方 の多様化」を意味します』とあります。

     

    大きな組織ではひとりひとりを尊重するなんてできないじゃないか?という疑問を持つ方は多いと思いますが、では小さな組織ならできるでしょうか?

     

    小さな会社の社員さんからの相談で「社長がワンマンで社員全員がAだと言っても社長がBと言えばBになってしまうので、話す意味がない。だからやる気も出ません。」なんて話を聴くこともあるので、どうやら規模の問題でもなさそうです。

     

    私の個人的な考えですが、ポイントは『ダイバーシティの尊重』にあると考えています。

     

    では『尊重』とはなにか?

    ひとりひとりの言うことを聴いてあげることでしょうか?

    それはなかなか難しいですよね。(わがままとの区別も大変)

    そうなると、似通った人たちをカテゴライズして、その単位でなにかをすることでしょうか?

    それもあるかもしれません。

    でも、同じカテゴリーにいる人たちでも、やはり小さな違いはあると思います。

     

    『尊重』で勘違いしてはいけないのは、イコール『なんでも言うことを聴いてあげる』のではないということです。

    大事なのは『できるだけその人のことを理解し、大切にしようとする姿勢』ではないでしょうか。

    できればお互いの望みは叶えたいけれど、全てというと難しいのはお互い様です。そこでお互いに話し合っていくなかで、ここはどうしても譲れないという点が分かってくれば、お互いに譲り合いができたり、今回はそっちに合わせるよ、ということも言いやすくなってくるものです。

     

     結果として大多数の意見に沿った

    何かをすると決めることも多いかと

    思います。そんな時は「今回は他に

    も幾つもの意見もありましたよ。

    その人たちの思いもちゃんと受け止

    めましょうね。」という声掛けをする

    だけでも違うかもしれません。

     

    大多数に合わせてくれた人への感謝も

    忘れずに。

     

    そうすると「合わせるのが当たり前で

    しょ」ではなく「今度はその人たちの

    思いももう少し受けとめよう」となったりしませんか?

    そこから、「こんなやり方もできるかも!?」という発想につながっていくことも考えられます。

     

    そういう繰り返しが、徐々に本来のダイバーシティにつながっていくのではないかなぁと考えています。

     

     

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